MAISON TAKUYA(メゾンタクヤ)
かつては当然であった手縫いの高品質な革製品が失われつつあることを憂えたアジアやヨーロッパのレザーのプロフェッショナル達が集結し、2008年にタイの古都チェンマイに手縫いの革工房を創業。国や地域を超えて高度な技術を伝授し合い、アジア発のハンドメイドによるラグジュアリーレザーブランドを打ち立てようという情熱からスタートしました。「美しさ」と「品質」が真のラグジュアリーという信念のもと、メゾンタクヤではミシンは一切使わずに、全てハンドステッチだけで製品を作り上げています。また、素材への探求にも余念なく、フランス、ドイツ、スペインをはじめ世界の名門タンナーが手掛ける上質な天然皮革を厳選しています。伝統に根差した革製品の製造技術を厳格に学び、体得した職人たちによって、妥協なきクラフツマンシップとたゆまぬイノベーションを積み重ねた物づくりを徹底することがブランドの理念です。

素材について
ドイツでも最上の牛革に特化したなめし工場によるジャーマンシュランケンカーフ。素材そのものの構造から現われる、洗練された天然のしぼが特徴です。これは、型を押しで表面を加工するものではなく、一種の化学処理によって、その名の通り皮を縮ませる工程で得られるしぼです。従って、一枚一枚違った味わい深い表情を持つ上、強い収縮性と高い弾力性を持った仕上がりとなっています。こうして得られたカーフ素材は、非常にソフトで曲げ伸ばしにも大変強く、傷が付きにくいという特徴を持っています。また、実質的な撥水性も兼ね備えています。

【仕様】一枚革仕立て、アンライニング